乳腺葉状腫瘍(良性)の手術後約2年の経過観察!

久々の投稿です。

2年前に乳腺の良性葉状腫瘍で手術をしてもらいました。

 

それで、経過観察に行って来たのですが、特に再発も新たな病変の出現もなく、問題ないという結果でした。

 

ありがたいことですね~。

個人的には、手術前の健康な状態の時とほとんど変わらない生活ができていて、旅行にも行けるし農作業・・・それも稲刈りなどの重労働も普通にできるという状況です。

 

基本的に自分の健康は自分で守るというスタンスがおすすめです。

ここ数日、夕方にフジテレビ系で「ラジエーションハウス」の再放送をやっています。

その中で、日本人女性の約半数が「デンスブレスト」と言って「乳腺の濃度が濃い」という特性を持っていて、マンモグラフィだけでは乳がんを発見しづらいというエピソードが紹介されていました。

 

ドラマの中では内山理名さんが患者さんの役で、母親を乳がんで亡くしたから他の人よりも真剣に乳がん検診を受けてきたつもりなのに、この病院に来るまでデンスブレストのことを教えてくれた人がいなかった、と話していました。

そしてMRIで乳がんが発見され、右胸を全適することを決意する・・・というストーリーでした。

 

さて、私も母親を乳がんで亡くしています。

 

そんなわけで27歳の時から検診に行っています。私はデンスブレストではなさそうですが、乳腺線維腺腫という良性の乳腺腫瘍を持っています。

 

2年前にこのブログにも書きましたが、妙に育ちのよい腫瘍があったので、細胞を取って検査してもらいました。「線維腺腫で矛盾しない」という結果が出て、一度はそのまま経過を見ました。

 

しかし、その後、さらに腫瘍が大きくなって、一昨年の夏に大学病院で詳しい検査をしました。

結果が出るまでの間にネットで検索していると、「葉状腫瘍」という病気が出てきました。

 

これがまた放置しておくと命に関わる病気に発展することがあるというもので、しかも線維腺腫との区別が非常に困難で、手術してみないとわからない可能性があるとのことでした。

 

で、結果が出たとき、やはり「線維腺腫で矛盾しない」だったのですが、思い切って手術で取ってもらいたいと主治医に話したら、「そうですか。私もそのほうがいいと思います」となって、あっさり手術が決まったのでした。

この時、「葉状腫瘍を想定して腫瘍の周りも多めに切ってください」とお願いしました。

 

ことの顛末(てんまつ)は過去記事を見てください(笑)

下の記事辺りから順番に見て行ってもらうとストーリー展開がわかります。

 

葉状腫瘍について(どんな病気か)
前回は、葉状腫瘍の疑いがある乳腺腫瘍の摘出手術を決意したという記事を書きました。 葉状腫瘍とは、どんな病気なのでしょうか。私なりに調べてみた結果を書いてみます。 乳腺にできる腫瘍が主な症状。良性・境界型・悪性...

 

こんな感じで、自分でいろいろ調べて勉強して、後で取り返しのつかないことにならないように自分から主治医にお願いするぐらいがちょうどよいかもしれません。

もしあの時、「線維腺腫で矛盾しない」という検査結果に安心してそのまま手術しないで放置していたら、今頃けっこう大変な状況になっていたかもしれません。

 

医師の言葉を疑えというつもりはありません。

ただ、いろんな病気や検査について知っておくというだけで、かなり自分の命を守ることができるようになります。

 

正直なところ、医師としての技量や診断能力に欠ける先生もいらっしゃるのも事実です。

2年前の私の乳腺を触診して超音波検査もして、明らかに腫瘍の増大傾向が認められるにも関わらず、「ではこのまま経過観察でいいので、半年後にまた来てください」と言った医師がいます。葉状腫瘍のよの字もなかったんです。

私は心の中で「いやぁ・・・こんなに明らかな腫瘍の増大があって経過観察はないでしょ」と思ったので、ほかの先生に診てもらったところ、「できれば大学病院で検査を」となって結果的に命拾いしたわけなので、一人の先生の言うことを鵜呑みにするのは危険です。

 

これも過去記事を参考にしてください。

 

医師によって様々な診断~患者も勉強が必要
2017年の夏は、乳腺の良性葉状腫瘍の手術がいちばんの思い出かもしれません。 この夏、私は「患者も勉強が必要なんだ」ということを身を持って実感したので、そのことについて書きます。 結婚してしばらくしてから、市内の...

 

私ね、「ドクターG」が大好きなんです。NHKでやってる、患者さんの訴えや症状から病気を推理するという番組です。

あの番組を見ていると、「へぇー、こんな病気があるんだ!」という感じでとても勉強になります。

 

あとはまあ「ラジエーションハウス」もそうですし、医療系ではないですが「科捜研の女」なんかもたまに医療系の知識が入ってくる番組です。

 

ぼーっと見ているとそれで終わってしまいますが、自分に置き換えて考えるようにすると、病気が深刻な状態になる前に発見できたり、未然に防げたりするかもしれません。

 

そして、日ごろから自分の健康状態をよく知っておくことです。

そうすると、微妙な変化に気づくことができます。

 

皆さんもぜひ、医療系の知識を身につけて、健康寿命を延ばしましょう!

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