「配偶者」の呼び方の話

ネットの記事で「嫁さん、奥さん、妻…。呼び方を見れば、パートナーから自分がどう思われているかが、見えてくる」という話題をみつけました。

 

この記事は、第三者の前で配偶者を何と呼ぶかで、その人が配偶者をどう思っているかがわかるということを考察する記事です。

 

夫が妻のことを外で何と呼ぶかというところから考察しているようでした。

 

ここで驚いたことは、筆者の方が「嫁」「奥さん」の正しい意味を知らなかったこと。

「嫁」というのは、親から見て、息子と結婚した女性のことを指す言葉です。

なので、男性が妻のことを「うちの嫁が」「嫁さんが」というのは間違っているんです。

 

「奥さん」というのは、他人の妻を敬って言う言葉です。

なので、「君の奥さんきれいだね」はOKですが、「僕の奥さんがね」というのは日本語として間違っています。

 

「かみさん」というのは漢字で書くと「上さん」なのだそうです。

ということは、刑事コロンボは奥さんのことを尊敬しているか、頭が上がらない?(笑)

 

「妻」というのが上下関係を感じさせないフラットな言い方だと、筆者の方が書いています。

 

私の夫は、第三者には私のことを「妻」と言っています。

いいですね。「妻」という言い方(笑)。私は若いころ、結婚相手には自分のことを外で「妻」と言ってほしかったので、嬉しいです。

結婚する時には自分が若いころにそんなことを考えていたことをすっかり忘れていたのですが、結婚してからしばらくして、たまたま第三者と話している夫が私のことを「妻」と言っているのを聞いたとき、「おぉ~!」と思いました(笑)。

 

いろいろありますよね。「家内」とか「女房」とか。

ご近所の息子さんで私より10歳ぐらい若い人が奥さんのことを「女房」と言っているのを聞いて、今どき珍しい~と思いました。

 

ちなみに、「妻」というのが上下関係を含まないと記事の筆者の方も言ってますが、夫はいつも「夫婦は対等である」「だから家事は手が空いてる人がする」という考え方で、休みの日は積極的に家事に参加してくれます。

その代わり、農作業には私も積極的に参加します。夫は「『農作業手伝ってほしい』って言ったことないけどいつも一緒にやってくれる」と喜んでくれます。

 

「夫婦たるもの、お互いの笑顔が見たいから相手を思いやるのが自然」

 

と思います。

 

 

さて、私は第三者の前では夫のことを「主人」でもなく「旦那」でもなく、「夫」と言っています。

 

昔、近所の奥さんが「畑仕事なんて旦那にやらしとけばいいのよ」と言っていたので、それ以来、私の中で「旦那」というのはどうもポリシーにマッチしない呼び方なんです。

 

まあ呼び方が全てではありませんが、確かに割と相手への気持ちを反映する感じはありますね。

 

皆さんのご家庭では、どうですか?

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