コロナ騒動が収まらない今年ですが、何だかんだでお歳暮のシーズンです。
我が家では毎年お歳暮を贈っている家がありますが、毎年、悩んでいることがあります。
それは、「のし」をどうするか、です。
「内のし」と「外のし」どうする?
「内のし」とは、送るものの箱にのし紙をかけてから包装紙で包むこと、「外のし」とは包装紙の外にのし紙をかけることを指します。
通常、内祝いなどの控えめな時は「内のし」、お礼などこちらの気持ちを強調する時は「外のし」にするのが一般的です。
その考え方に基づくと、お中元やお歳暮は、お世話になったことへの感謝を表すものなので、「外のし」にするのが良さそうですね。
直接手渡さない場合は事情が違う!?
最近では、お中元やお歳暮を宅配便で送るケースが非常に多くなっています。
先ほど、気持ちを強調したいときには「外のし」がいいと書きましたが、宅配便で送る場合には、輸送途中でのし紙が傷むなどのことが予想されますよね。
その辺のことを考慮して、お中元やお歳暮を宅配便で送る場合には、「内のし」にするのが一般的になっているようです。
贈答品のマナーはなかなか難しいですね。
地域によっても考え方が違う場合があるので、厳密に言えば日頃から先方がお中元などを送ってくれる時にどうしているかなどチェックするのもありだと思います。
ですが、これだけ宅配便が一般的になっている昨今、先方にも輸送中におこりそうなことは想像がつくでしょうし、わかってくれると思いますので、「マナー違反?」と心配する必要はなさそうですね。
大事なのは「気持ち」
何はともあれ、日頃のお世話に感謝を込めるということがいちばん大切だと思いますので、細かいマナーを気にしすぎなくてもいいかもしれません。
少しは参考になりましたか?
コメント
御中元繁忙期に熨斗つけのバイトをしていました。宅配で外のし希望の場合、二重包装を指定すると包装紙の上にのしをつけて、さらにもう一枚ビニール等で包んで送ることができました。ゴミは増えますが。仏壇にお供えする場合にこの方法がよく使われていました。
送り主が自宅で受け取ってから先方に持参する場合も二重包装にしていましたね。一枚はずせばきれいな状態でお渡しできるので。
なんと!
そのようなバイトがあるんですね(^^♪。なるほど、その方法だと問題解決ですね。
ちなみに、今日届いたものは内のしでした。