5月末に無事に田植えが済んでから、あれこれと少しずつ農作業をしています。
6月の農作業をまとめてみようと思います。
農耕民族は6月が忙しい!
田植えの後、畦(あぜ)の草刈りはだいたい3週間~4週間に一回、秋までずーっと続けて行かなければなりません。
特に6月・7月は草が伸びるのが早いので、ちゃんとやっていないと結構大変です。
6月9日の土曜日、夫は夕方まで仕事をしていました。
翌日の気象予報は雨。せっかくの日曜日でも農作業は無理かもしれないので、仕事から帰って来た夫はそのまま田んぼの草刈りをしに行くことに。
草刈りは日頃一緒にやっているので(夫が刈って私が片付け)、ある程度夕飯の支度をしておいた私も一緒に田んぼに向かいました。
大急ぎで刈りました~。でもまあ、夏は日が長いので助かりますね。
6月17日。前日の土曜日が雨だったので、この日にまとめて作業。
サトイモを植えたところに生えている草を取り除く作業をしました。この時期、畑に生えるイネ科っぽい草の根の張り方がすごくて、なかなかぬけないので、草取りのくせに重労働です。
トマトやナスの剪定(せんてい)、つまり余分な枝を切って風通しをよくし、実がなるのを促す感じの作業もしました。
そして!
少し離れたところにある梅林へ梅の収穫に!
これがまた、ブルーシートを木の下に広げて棒で実を落としたり、枝を引きよせて手で取ったり、いろんな手を使って梅の実の収穫をしました。
作業が終わって軽トラで自宅に戻り、車から降りたところで地震が!
渋川市で震度5弱を記録し、何人かの遠方の知り合いから電話やFacebookで安否確認がありました。
翌6月18日の大阪の地震には驚きました。
日本全国、どこにいても地震の危険性はありますから、常に注意しながら生活しないといけませんね。
この日は、夫が仕事から帰って来てから梅の実を洗い、翌日、砂糖漬けにしました。
6月24日。
田んぼの中に生えた雑草を取る作業をしました。
炎天下で何時間も、ぬかるむ泥の中で草を引っこ抜く作業。結構な重労働かもしれません。
以前、学生時代の友だちが田んぼの畦の草刈りアシスタント体験に来た時、作業開始30分ぐらいで「こんなに重労働だとは思わなかった。もう無理」という感じで「アシスタント」ではなく「見学」という状態になってしまったことがあったのですが、それよりも重労働な作業を3時間以上(笑)。
しかも、この日だけでは終わらなかったという・・・
田んぼの草、半端ないって!(笑)
6月30日、ジャガイモの収穫をしました。
これもまた、暑いし大変でしたが、今年は豊作で、握りこぶしぐらいの大きさのジャガイモもたくさん取れました。
ジャガイモ大好きな私。近々、肉じゃがですね~。
6月。農耕民族である日本人は、本来なら6月はとても忙しいです。
でも最近は農業離れが進んでいて、6月が農作業で忙しいということに気づかない方が多いかもしれません。
そんなわけで、最近は6月に結婚する人が増えて来ていますが、正直、6月に結婚式に招待されるのはキツイです(笑)。昔の日本は稲作従事者が多く、6月に結婚式は避けるのが暗黙の了解だったんですね。でも、今はそういう考え方が減ってきています。
お葬式も6月だと厳しいですが、それはコントロールできないので、こちらが何とかするしかないですね。
同様に、9月下旬(稲刈り)、10月下旬(脱穀)などのシーズンの結婚式やお葬式も大変です。
9月の秋分の日の辺りは年によってはシルバーウィークとなり、長い連休になることがあります。そうすると、学生時代の友だちと会う約束をしようとすると、日程をそのシルバーウィーク辺りに決めようとする友だちも多いのですが、我が家的には、いちばん遊びに行けない期間なんです。
兼業農家、なかなか大変です(笑)
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