クラシック音楽を好んで聴く人の中には、いくつかのパターンがある気がします。
- 聴きたい曲を決めたら、タイトルからCDを探して買って、それを繰り返し聴く人。
- 同じ曲をいろんな指揮者や演奏者で聴き比べる人。
- 曲を決めるというより、「この指揮者の曲を聴いてみたい」と思う人。
まだまだいろんなパターンがありそうですね。
若いころ、私は曲から決める派でした。今でも基本はそうなんですが、昔よりは指揮者などを気にするようになり、買う前に夫に相談する感じです。
今年の誕生日はクライスラー!
さて、夫が密かに私の誕生日に買うものを考えているようだったので(笑)、何となく「クライスラーの名曲集でいいのないかしらね~」という話をしたところ、今年、夫が選んでくれたのは、何と!クライスラーが自分で演奏している名曲集でした。
クライスラーは結構前から好きで(25年ぐらい?)、数年前に実家の父から「誕生日に何ほしい?」と聞かれたときに、千住真理子さんの演奏するクライスラー名曲集を送ってもらっています。
今回のはクライスラー本人の演奏ですから、曲の解釈というか、表現は絶対に間違っていないわけです(笑)。
1920年代ぐらいに活躍した人なので、録音状態は良いとは言えません。ステレオじゃないし。
でも、間違いなくバイオリンの名手ですね~!
すごいです。
現代のバイオリニストの演奏とは明らかに違う音の運びや間の取り方などが随所に感じられ、感心してしまう一枚でした。
ちなみに、千住真理子さんのも良かったですが、個人的に「もうひと声!」と言ったところです。何が違うのかは素人なので解りませんが、もうひと声なんです(笑)。
もちろん、さすが千住さんで、大変上手ですよ!
たまに夕飯の準備のBGMにしています(笑)。
好みの問題もあるので、私の個人的な感想は気にしないでぜひ聴いてくださいね。
そのうちに、他の演奏家のバージョンも買ってみようかと思います。
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