乳腺腫瘍摘出手術のための入院体験記です。
前回は、手術翌日のことをお話ししました。
今回は、退院のお話をします。
2017年8月26日。
いよいよ退院の日です。
入院中につけていた本人確認用のリストバンドは、朝、外してもらえました。
担当医が来てくれて、傷の上に貼ってあった防水テープをはがしました。この時、初めて傷口を見たのですが、傷が治るとともに自然にはがれるという細いテープがたくさん貼ってありました。
傷は、左乳房の乳輪と胸の谷間のちょうど真ん中辺りに縦にシューッと6~7cmぐらいについていました。
退院は、平日なら午前中に部屋を空けるのが原則なんですが、土曜日だったので、午後でもOKとのことでした。
うちは夫が土曜日の午前中も仕事なので、ありがたかったです。
入院初日に着て行った服は、夫に持ち帰って洗濯してもらい、退院日に持って来てもらうことにしていました。
なので、夫が来るまで着替えられません。
同じ病室の人に「あれ?もう着替えていいんじゃない?」と声をかけていただき、事情を話すとニコニコしていました。
「吉田さんのご主人は本当に優しそうね。大事にされてるわね」と言ってました。
そうなんですよね~。大事にしてもらってます。なので、私も夫を大事にしたいと思っています。
この日、お昼までは食事が出ました。
最後の病院食もほぼ完食。ちょっと便秘気味だったのでご飯を少し残しましたが・・・・。
午後2時過ぎ、夫が到着。早速、着替えて、病室の皆さんに挨拶して、帰りました。
土曜日だったので精算はできなくて、次の外来の時に支払うということになりました。それで、金額が確定したら電話してくれることになり、退院の手続きだけして、病院をあとにしました。
今まで適温に保たれた室内で暮らしていたので、暑い自宅に帰ったら体調悪くなるんじゃないかと心配しつつ、助手席でゆったりしました。
帰り際に夫が「退院祝いにケーキ買って帰らない?」と提案してくれて、私は大喜び。
吉田家御用達(?)のお菓子屋さんに立ち寄りました。たまたま2つだけ残っていた「スペシャルモンブラン」みたいな名前のケーキを買いました。
帰って食べたら、めちゃくちゃ甘い・・・。こりゃ確かにスペシャルだな(笑)。
次回は、普通のモンブランにしようと思います(笑)。
まあ何はともあれ、無事に退院できました。
この日は、ゆっくり過ごしました。
次回からは、番外編で入院時の持ち物などについて、経験談をお話しします。
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